またまた、前回より半年ほど、ご無沙汰しておりました。
新年のご挨拶も失礼したままで、ご無礼お許し下さいませ。

え~、いまだに、↓の日記をまんまる目にいたしますと、気分がズド~~ンとぞんどこ、いえ、どん底(←大変動揺しております、お許しをっ!)になってしまう、修行の足りない私めでございますが、ちょびっと、改造して頂いておりましたです。
思えば、この2年ほどは、これまでになく、修行のかいがなく、年齢的なものかと諦め気分もございました。
はっきりと、ひとつの原因がある訳ではないと思いますが、1年に6~7回肺炎になる日々というのは、今から思えば、抵抗力とか免疫力とか申しますようなものが、随分と、ダウンしていたのかもしれません。
いくらなんでも、風邪気味かな~?が、即肺炎に直行するというのは、オカシイと思うべきでございますが、そこが、私めの盲点でございました。
そういうことは、生まれてからずっと、全然珍しくなかったものですから、ただ頻度が多いような??くらいにしか考えられなくなっていたのでございますです。
定期的にちゃんと専門家のお世話になってもおりましたし・・・。

しかし、やはりそういう「抵抗力」がどれ程低下しているか?というのは、あとから分かることが多いもののようで、それだけに、注意が必要、なんでございますですねぇ・・・。
私めの場合、そういう注意が普通以上に必要、が当たり前でおりましたが、そこがまた、慣れすぎていたのかもしれません。
今回は、結果的に、おそらくほんの数時間のうちに、気管支炎→肺炎→急性膿胸(きゅうせいのうきょう)にまで至ったようでございます。
「膿胸」とは、肺炎の炎症が急激に悪化して、一気に出た膿が、肺の外側にたまる病気でございます。
普通は、本当に抵抗力の落ちた状態の、例えば、寝たきりのご高齢の方とか、肺癌手術後などに多い病気だそうです。
私めは、そこまでには見えなかったため、明らかに急性膿胸による胸部の激痛を訴えても、すぐに、そう診断されませんでした。
ただ、インフルエンザによる痛みも、肺炎による痛みも、咳のしすぎによって肋骨にヒビが入った場合の痛みも経験済みの私めは、今回の痛み、そして具体的には表現できない身体の違和感が、そのどれとも違うと、強く感じて、自ら詳しい検査を申し出たことで、分かったのでございます。
と申しましても、胸部レントゲンだけでなく、CTを撮ればハッキリするのでございますが。
そこまで1週間かかってしまい、「急性」としては、ギリギリだったようです。
右肺の外側に膿が溜まって、肺が押しつぶされてしまい、ほとんど機能しない状態でございました。
ここらも、盲点でございまして、あまりにも息が苦しいと思っても、「だって気管支炎or喘息or肺炎だも~ん」と思いがちなのです。
しかし、片肺が機能しない状態の息苦しさは、そのどれとも違うのです。
ただ、その違いが上手く言葉で表現出来ない、また、治療者に伝わらない、という可能性があるのだと、今回痛感いたしました。

判断がついてからは、素早く対応して頂きまして、これはもう、膿を出してしまうしかないのでございますが、内視鏡による手術をいたしました。
ただ、もし、膿が出てから時間が経っていて、膿が硬くなっていたりすると、開胸手術に切り替えなければならないし、出し切れなければ、胸に小さな窓を開けて(「開窓」)膿が出てしまうまで、処置を続けるような場合もあるけれど、それは、手術をしてみないと分からないということでした。
いずれにしても、早い方がいい、ということでございました。
ちょうど、脇の下あたりに3箇所穴をあけて、そこから管を通して、モニターで確認しながら膿を吸い出していく、というので、私め、
「ピィッ!それはまさしくショッカー的プチ改造♪」
と思いましたです。
(↑結構なモウソウ絵図が浮かんだり・・・v)

幸い、なんとか「急性」でおさまりまして、内視鏡術だけで済みました。
術後の経過も良好で、特に問題なく出所いたしまして、ようやく、アジト生活に戻っております。
膿胸の術前術後のことなど、書けば色々ございますが、あまりに長くなってしまいますし、とりあえず、皆さまにご報告と思い、書かせて頂きました。
私め、修行の一環としての、改造は、これが初めてではございません。
しかし、私めのように、色々慣れてしまっていたことが、かえって災いすることもあるというのが、今回の大変な修行だったと思いますです。
また、抵抗力とか、免疫力とかいうのは、落ちてしまってから上げるのは大変でございます。
でも、落ちなければ気付かないところが、厄介なところでございまして、「キープする意識」と申しますか、それはやはり、大事なことなのだと思いましたです。
現状が維持できればまずまず、という、ささやかな目標でございます。

皆さま、どうか、「たかが咳」と思わず、お身体のサインを気にして頂きとうございますですっ!!
内視鏡術で軽く済んだ方でも、全身麻酔ですし、術後は色々とございます。
オススメは出来ませんです。
また、自分以上に、今の自分の状態を把握出来るヒトはいない、という自信もあっていいと思いますです。
それで、検査するなり、なんなりして、何でもなければ、ああよかった、でございます。
そして、今回の修行中、ずううっと言われたのは、
「いちばんの薬はごはんをちゃんと食べることです」
これわ~~~!!
いえいえ、私めのこのふっくらおなかをご覧下さいまし!と申しましても、ダメでございました・・・。
難しいことですが、やはり、あまりに無頓着な食生活は、今となりましては、しづらいことになっておりますです・・・。
しかも・・・!
今度は絶対!!リベンジっ!!(←やっぱり懲りないモウソウペンギンP・・・)
と思っておりますもので、せっせとエイヨウを気にしておりますです・・・。
「美しいより健康ですっ!」
というジュリ~の名言・・・?が、今こそリアルに響いておりますです・・・・・・。(ちょびっとウソ)
「健康かつ美しい」が理想でございますです・・・。

長くなりすぎでございますですね。
これから暑くなる一方、皆さまどうぞお身体お大事になさって下さいませ!!

「膿胸」につきましては、ものすごく大雑把なことしか書いておりません。
詳しくは、検索して頂ければ、すぐに出て参りますので、お手数ですが、そちらをご参考下さいませ。

コメント

秋林 瑞佳
2014年6月1日10:43

私もなんか肺に炎症起こしてるなと実感しつつも、いつもは風邪程度、気管支炎になるタイプではなかったので、少し治まったら「自然治癒したー☆」とカイシャの健康診断を自信満々で受けてレントゲンを撮ったんですけど、1週間後「白い影が写ってます!大至急、精密検査を受けてください!」と緊急連絡が入ってしまいました。

再レントゲン撮影後、もうなんにも写ってなかった(本当に治癒した)ので、まあ良かったのですが…それでも相当ビビりましたよ…。なので、お気持ちはよくわかります。どうかお大事になってくださいませ。

pingumi
2014年6月3日10:13

ピィッ!
秋林さん~~vv
ありがとうございます~~!!

最初に病院に行った時は、レントゲンを撮って、「気管支炎のひどいのもしくは肺炎のごく初期くらい」ということで、投薬で治るでしょう、と言われたんです。
ところが、帰宅して、すぐにお薬を飲んで、吸入もしたそのほんの30分後くらいから、劇的に症状が悪化ました。
でも、私もレントゲンの写真を見て、そんなに悪くなっていないのを確認しておりましたし、処方されたお薬も、経験上今の症状ならこのくらいでいいだろうなと思っていたので、お薬が効くまで、もう少し様子をみようと考えてしまったんですね~!
ところが、それからさらに悪化する一方で、でも結局、その最初のレントゲン結果がドクターの先入観を固定させてしまった(おかしな表現ですが・・・)ようで、私の「おかしすぎる」という感じが伝わるのに1週間かかってしまいました。
ありがちなことかもしれませんが、難しいですよね・・・。

秋林さんは、再レントゲン後治癒が確認されて、本当によかったです~~!!
でも、秋林さんも、ご無理をなさいませんよう・・・vv
ピッピ~~♪♪

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